テストってなんのためにあんの?
前に、偏差値教育についてエントリーを書きました。
(こちら 偏差値教育って・・・。 )
こういうのを番組を見て、偏差値教育はダメでそうじゃない創造性を育む教育はいいんだとかいった極端な言論を良く目にするが、それもどうかと思うわけです。
偏差値教育を考える上ではテストの役割とかテストそのものについて考える必要があると思うんです。(ペーパーテストのことね。)
なぜ、学校にテストがあるのか?
これって、教育学やる上で超簡単な基本的事項だと勝手にいちえいは思ってますが、案外みんな知らないのかなと思うので書いておきます。
単純に、
「先生が自分の伝えたい事、授業でやった事をちゃんと生徒が理解しているか確認するため」です。
別に子供の能力を計るためにやっているわけではありません。
少なくとも、学校の定期テストは間違いなくそうです。
今まで、いちえいは平均点が17点だった高校のテストの話とか(もちろん満点は100点)赤点ではない生徒がクラスで2人しかいなくて先生が激怒したとかいった話は何回も聞いてきましたが、いちえいが先生ならきっとショックで学校休みます。
先生は先生である限り、生徒にある情報を伝えなければいけません。世の中には伝えない限り伝わらない情報があるんです。
(もっとも簡単な例は英語。おそらく5文型すらわからなくても生きてはいけます。が、伝えた方が良いに決まっています。)
その情報を生徒がしっかり受け止めてくれているか、理解してくれているかを計るのがテストです。だから、テストは存在するのです。
仮になかったとすると、先生は一体何を自分の授業の評価にしていいかわかりません。先生がしっかりとした授業をするためにテストは存在するのです。
絶対そうです。
(ここに書いた事は全部教育実習にいった時に肌で感じた事であり、実際に自分で授業をしてみるとよーくわかります。)
こうだと考えると、テストって必要でしょ。
少なくとも、学校の中では。
こんなとこです。